いよいよ三笑楽ツアーも完結です第3弾のはじまり〜

きました三笑楽

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夜が明けた。カーテンの隙間から日差しが入り込んできた。カーテンを開けると 昨日とはうってかわって快晴だった。心配していた二日酔いだが全くなく、なんとも すがすがしい朝だった。「にごり」を呑むと必ず二日酔いすると言っていたどな氏も そんな様子は全くなかった。やはりいい酒はどんなに呑んでも(?)悪酔いしない もんなんだなと実感した。
さて、あゆあゆさんとの待ち合わせもあることなのであまり、のんびりもしていられない 早々に朝食にした。朝食は宿の玄関脇にあるカウンターに用意されていた。この1室 は、お洒落な洋風の作りになっていて思わずコーヒなどを注文したくなる。
朝食は、いたって普通だが、お浸し等の山菜系は、やはり美味い。それとデザート?の焼き栃餅が 懐かしいというか、なんとも素朴ないい味で特にどなさんが大変気に入った様子で、 「お土産に買っていこう!」と言っていた。


見よ!この二日酔いなど微塵も感じさせない爽やかな顔を!?

身支度をすませ、玄関までいくと女将さんが見送りにでてきてくれた。
「もう、お発ちになるんですか?随分早いですね。」
「ええ、友達と待ち合わせているものですから」と答えると、「そうですか」と言って その後、驚きと呆れの入り交じった様な顔で「それにしても皆さんお酒お強いんですね 」と言われた。 「いや〜まあ、そう・・ですね」となんともバツが悪く笑うしかなかった。
さて逃げる様に?宿を後にした我々は待ち合わせの場所へと急いだ。待ち合わせの場所へいくとすぐにあゆあゆさんをみつけることができた。 こんなところで、カヤックキャリア着けてる奇特な車は他にない。(もっと自分の車にも 着いていたが・・・)本日はあゆあゆさんの友達のカワさんも駆けつけてくれていた
ここから三笑楽の蔵までは目と鼻の先である。いよいよ今回最大の目的を果たす時がきたのだ! 蔵にいくと女将さんらしき人がみえたので早速注文することに、「一升のにごりを10本下さい」 と私が言うと一同がどよめいた。いや、あのね別に全部自分の分ってわけじゃないんだよ 頼まれた分がほとんどなんだってば!しかしそんな私の説明に北陸組の二人は疑念を抱いて いるようだった。


三笑楽へと向かう酔いどれの一行?

みんなそれぞれお目当ての酒をお目当てな分だけ購入していた。その間私は玄関先で待っていた 時折、朝の日差しで溶けた雪が屋根から勢いよく落ちてきた。カワさんが軒下にいると危ない というので、少し離れた場所に立っていた。ザーッと音をたてて雪が屋根から滑り落ちてきたが 軒下から離れていた私は特に気にもとめていなかった。・・・が次の瞬間、雪が庇でバウンド してスピードに乗った雪が私の顔を直撃した。全く油断していたので思わず「わっ!」と声 をあげた。雪まみれになった顔を拭きながら前を見るとみんな大笑いしているではないか! あゆあゆさんにいたっては、ビデオ担当のいも氏に「ねえ、今の撮れた!」と嬉しそうにしきりに 聞いている。ねえ、みんな上面だけでもいいから大丈夫?の一言もないのかい?

ここが約束の地三笑楽!そして事故現場
酒も手に入れたし目的はすんださてこれからどうしよう?まだ10時帰るには早すぎるし、 これで、はいサヨナラでは折角ここまで出向いてもらったあゆさん、かわさんにもなんだか悪いし そう思っていると蔵の女将さんが相倉合掌造り集落を紹介してくれた。白川郷と同じく 世界遺産に指定されているそうだが、規模が小さいせいか比較的空いているとのこと。しかも ここから近いらしいので、合掌造り観光へと向かうこととなった

(ダッチ)



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